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この勧告は、XHTMLモジュラ化仕様書 [XHTMLMOD] で定義されたモジュールフレームワークとモジュールとを基礎とした、新しいXHTML文書型を定義するものである。この文書型の目的は、将来の拡張XHTML「ファミリ」文書型の基礎として働き、XHTML 1.0 [XHTML1] 文書型に持ち込まれた HTML 4 [HTML4] の廃止方向の遺物的な機能からきれいに分離された、一貫性があり将来を見通した文書型を提供するところにある。この文書型は、本質的には、XHTMLモジュールを使って XHTML 1.0 Strict を再定式化したものである。このことは、他のXHTMLファミリ文書型 (例. XHTMLフレーム) では利用できる多くの機能が、この文書型では利用できないことを意味している。これらの機能は、XHTMLモジュラ化仕様書で定義されたモジュールを通じて利用でき、また、文書制作者が、XHTML 1.1 を基礎とし、これらの機能を利用する文書型を定義することは自由である (新しい文書型の作成に関する情報については [XHTMLMOD] を見よ)。
この節は、この文書の公開時における位置づけを説明したものである。他の文書がこの文書に取って代わることがある。この文書シリーズの最新の位置づけは、W3Cにおいて監理されている。
この文書は、W3C会員およびその他の利害関係者によりレビューされ、ディレクターによってW3C勧告として公布されているものである。この文書は安定的であって、参照素材として利用したり、他の文書から規範性ある参照としての引用に用いてもかまわない。勧告を作成する際のW3Cの役割は、仕様に対する注意を引き、その広範な普及を推進することにある。このことは、ウェブの機能と相互運用性とを高める。
この文書は、W3C HTML Working Group (members only) によって、W3C HTML Activity の一部として生み出されたものである。HTML Working Group の目標は、HTML Working Group charter に論じられている。HTMLに関する作業についてのW3Cスタッフ連絡役は、石川雅康である。
HTMLに関する公開の議論は、www-html@w3.org (アーカイブ) で行われる。購読するには、サブジェクト行に subscribe という言葉を入れて、www-html-request@w3.org 宛に電子メールを送ること。
この文書のエラーは、www-html-editor@w3.org (アーカイブ) へレポートいただきたい。この仕様書の既知のエラーの一覧は、http://www.w3.org/2001/05/REC-xhtml11-20010531-errata で入手できる。
この仕様書は、英語版が唯一の規範性あるバージョンである。この文書の翻訳についての情報は、http://www.w3.org/MarkUp/translations で入手できる。
現行のW3C勧告およびその他の技術文書の一覧は、http://www.w3.org/TR で見ることができる。